Si4735 DSP Radio
Si4735 DSP Radio<頒布終了>
(K-0025)
Si4735 DSP ラジオチップを使用した AM/FM ラジオです。短波帯もチューニング可能です。マイコンに Raspberry Pi Pico を使用し、ILI9341タッチ付き液晶から選局操作を行います。
回路図やファームウエアなどの情報は、https://github.com/ngc6589/Si4735_Radio_RaspberryPiPico にて公開しています。
制限事項
- SSB パッチ対応していません。(ライセンスがよく分からないため)
- Raspberry Pi Pico の RAMが 264kB なので画面にグラフィックスウイジェットをたくさん出すとハングアップします。特に選局リストは放送局分のオブジェクトを内部で作成するので、選局リストをいじくりまわしていると固まることが多いです。選局して放置している分には特にハングアップは発生しません。 画面が動かなくなった場合は液晶基板右上に白いタクトスイッチが付いてます。これは RESET スイッチです。これを押して再起動してください。
- 電源は Raspberry Pi Pico の USB / DC ジャックから 5V を供給することで動作します。なお、電源スイッチはありません。
- DC ジャックに使用する AC アダプタはスイッチングタイプで 5V 出力(センタープラス)のものをご使用ください。トランス式ACアダプタは電圧表示が 5V でもそれ以上の電圧が出ていますのでラジオが壊れます。
- USB/DCジャック同時挿しは問題ありません。
- 本体裏面にマイクロスピーカーを付けていますが音質や音の出る方向にクセがあります。別のスピーカーを使用する時は BTL アンプの出力端子(2ピンヘッダ)の所から取りだしてください。
- 放送受信状態は、ご使用になられる場所。アンテナなど受信設備の違いなど。受信環境の変化要素が多いため一定の保証をすることは困難です。あらかじめご了承願います。
- アンテナSMA端子は AM/FM 分かれています。アンテナ一本で済ませたい場合は、SMA分岐ケーブルもしくは基板のSMA端子を数十PF のコンデンサで連結してください。
操作方法
- ラジオが起動すると、液晶画面に周波数の表示が出ます。
- テンキー入力とステップチューニング切り替えは画面のウイジェットが配置されていない余白部分をロングタップすると切り替わります。
- テンキー入力は[C]クリア押してから数字入力して[k][M]を押してください。
- ステップチューニングは赤くなっている周波数がステップ値です。別の周波数を押すとステップ周波数を変えられます。画面下部の[<<][>>]で周波数が変わります。
- 画面を横にスワイプもしくは画面下部の STATIONをクリックすると選局画面に移動します。戻りは逆の操作。
- 選局画面の上に [0]~[9]のボタンがあります。そこを押すとボタンに設定されたAM/FM放送局がリストに表示されます。
- [0]~[9]はデフォルトでアマチュア無線のエリア番号としています。
- AM モードには1石高周波増幅回路が付いています。本体左側にボリュームがついていますので感度調整してお使いください。
クリックポストで発送いたします。クリックポストの厚さ3センチ以下にするため、発送時にプラネジを外してバラした状態で梱包いたします。到着しましたらネジ止めして下さい。ネジ止めの順番は下記写真を参考にして下さい。プラネジのため強く締める必要はありません。お送りするのは本体のみで、ACアダプタやアンテナ・取り扱い説明書などは付属いたしません。