アルトイズ缶サイズ KORG Nutube ヘッドホンアンプキット ソースフォロワ基板<頒布終了>
アルトイズ缶サイズ KORG Nutube ヘッドホンアンプキット ソースフォロワ基板<頒布終了>
これは 2016年12月20日までに Nutube ヘッドホンアンプキットをお求めになられた方向けの追加基板です。
2016年12月21日まで頒布していた Nutube ヘッドホンアンプキットは入力のボリュームと Nutube はコンデンサカットだけで接続されていますが、この基板はそのコンデンサカットの部分を FET ソースフォロワ回路に置き換える基板です。ボリュームいちで変わるノイズ発生が一様に抑えられたかたちになります。20k のボリュームをお使いの方は秋月のスイッチ付2連ボリュームA100kΩ(基板取付用横型)通販コード P-05081 に交換することで、インピーダンス高めのイヤホンのノイズは減る感じになります。
また、この基板を適用した Nutube ヘッドホンアンプの回路は以下のリンクにある pdf となります。 Nutube-hpa1-addon-schematic.pdf
部品番号 | 数量 | 部品名 |
Q1, Q2 | 2 | Nch JFET |
R1~R4 | 4 | 100k チップ抵抗 |
R5, R6 | 2 | 10k チップ抵抗 |
C1, C2 | 2 | 1μF 無極性コンデンサ |
C3, C4 | 2 | 10μF 無極性コンデンサ |
C5 | 1 | 47μF チップコンデンサ |
その他 | 1 | 0.65mm スズメッキ線 10cm |
その他 | 1 | AWG28 赤色リード線 10cm |
その他 | 1 | AWG28 黒色リード線 10cm |
その他 | 1 | 絶縁チューブ 5cm |
その他 | 1 | プリント基板 |
■表面実装部品をはんだ付けします。
■1, 10μF コンデンサ取り付け コンデンサの根本で足を曲げて、基板にはんだ付けします。
コンデンサの頭が基板からはみ出ないように取り付けます。
■電源のリード線と、スズメッキ線のはんだ付け 赤・黒の線を基板の + – にはんだ付けします。10㎝ のスズメッキ線を 2.5cm に切ってそれぞれはんだ付けします。
■スズメッキ線に絶縁チューブを被せる 10 ~ 12mm の長さに絶縁チューブをカットしてスズメッキ線に被せます。
■基板を Nutube アンプに付ける (既に Nutube ヘッドアンプ組み立て済みの方)は C1, C2 のコンデンサを外して、基板のスズメッキ線を Nutube ヘッドホンアンプの C1, C2 に差し込みます。 写真のようにスズメッキ線が斜めになるような位置にあわせてからはんだ付けします。余ったスズメッキ線はカットします。 アルトイズ缶に入れるときにヘッドホンアンプ基板を斜めにして入れるので、この基板の位置を少しずらしておくと缶に当たることはありません。
■電源の線をはんだ付けする 黒のマイナスの線は、ヘッドホンアンプ基板の – マイナスのところがはんだ付けしやすい場所になります。 赤のプラスの線は、ボリュームのスイッチ端子にはんだ付けしてください。 アルトイズ缶の内幅より基板は小さめに作ってあるので隙間があります。この隙間にリード線を通したいので長さはぴったりではなく、長めに切って余裕を持たせてください。
■ケースに組み込む ケースに組み込みます。このとき、表面実装コンデンサの背が高いので、念のためアルトイズ缶の蓋に養生テープや紙テープなどを貼っておいて絶縁対策されることを推奨します。